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人見 崇子 展

「〜丸い地球〜」

2020年11月23日(月)から12月5日(土)

​11時30分〜19時30分(最終日16時)

​日曜休廊

人見崇子Web用(小.tif

 木彫家 人見崇子は、植物をテーマに生命の誕生と存在意義の関わりを彫刻として表現しています。

 前展覧会では「飛ぶたね」、今展覧会では種や豆を連想させる「丸いかたち」を中心に展示致します。

 

 多種多様な細胞は、連なることで機能的な役割を果たし、変化しつつも受け継ぐことで、その環境に適応する世界を継承します。

 原種の持つ強い生命細胞の形にこだわる人見は、原始的な丸い形を模索することで、太古にタイムスリップしたような強い生命を表現したいと考えました。

 

 ~丸い地球~とは、人見が想像する1球体:1エネルギー単位を想定した、植物を中心とした宇宙規模の地球です。
 ひとつひとつのかたちに意味をもち、大きな枠組みの中で、それぞれが歯車となって生み出されるパワー。

 植物の生命体を創出する不変的な世界に感動と愛おしみを感じ、人見は地球と名付けました。

 誕生と存在を視覚化する~丸い地球~を、一彫り一彫り、思いを込めて人見は制作を続けます。

 手間を掛け時間をかける地道な作業が排除されつつある昨今。

 予期せぬ2020年を迎え、これから生きていく上での新たな価値観が生み出されるのではないかという期待も込めて、新しく心地よい明日を~丸い地球~に、見いだすことができるのではないでしょうか。

 

 今展覧会では大作を含む新作を中心に発表いたします。

 皆様のお越しを心よりお待ちしております。

​いりや画廊 園浦 眞佐子

人見 崇子 (TAKAKO HITOMI) 

          

日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻修了 

新制作協会会員 日本美術家連盟会員

 

個展

1998 ときわ画廊(東京・神田)

2005•2007•2011 ギャラリーなつかb.p(東京・銀座)

2009 ギャラリーなつか(東京・銀座) 

2014•2017•2020 いりや画廊(東京・入谷)

2018 東京ガーデンテラス紀尾井町オフィスタワー (総合企画:いりや画廊)

 

グループ展   2000 〜

2000 「現代美術小品展」(銀座・key gallery /青華画廊)

2001 「野外アートinはむら」(羽村市郷土博物館)

2004 「日本大学彫刻奨学生の現在展」(東京・江古田)

2006 「昭島リレー美術展2006」(昭島市役所ロビー)

2007 「Petit SOL展♯2」(銀座・SOL画廊)

2008 「彫刻二人展」(銀座・SOL画廊)

2009 「ROUND 2009」(銀座・なつかb.p)

2010 「植物区三人展」(銀座・なつかb.p)

2011•2012 「新制作展 受賞作家展」(銀座・ギャラリーせいほう)

2015  彫刻奨学生の現在展(山梨県立美術館)

2015 WORKS-11人の仕事(平塚市美術館)

2018  第12回美術家連盟新会員奨励展(銀座・美術家会館)

2018  「世界のたね~自然の中に真理がある~」(東海大学歴史と未来の博物館) 松前記念館

2018  仮構の空間/仮像の彫刻(平成30年度第8回柳瀬荘アート教育プロジェクト)  

2019 Seoul Art Expo (Kangnam Seoul Korea)

 

パーマネントコレクション  (株)スタンレー電気蓼科保養所(長野)

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