吉田愛 個展
- 時の触覚 -
2022月7月4日(月)〜9日(土)
11時30分〜19時30分[最終日16時]
日本美術家連盟 美術家のための支援事業
五感の1つである触覚(皮膚感覚)を働かせ、 絵を描いた和紙を織り込み、木や紙を組み込み、 楮を流し込む。 五感を使い、空間を読み、色を味わい、時を感じる。
普段より自然素材と呼吸を合わせながら制作しています。今回の展示では『時』を実際に感じる為、 朝から夕方まで山に入り、野外で楮を漉き、大地に描いた全長 10m 越の作品や京都丹波での「森 の展示室 2022」にて野外展示をした和紙の作品、日本の二十四節気をテーマに紙織画の技法を利 用し和紙や絵を織り込んだ作品等を展示いたします。 日々、マスク着用が求められ、五感に対する感度の低下を感じるこの時代だからこそ、今回の作品 群では『五感と色彩』『表と裏 / ネガティブスペースとポジティブスペース』『触覚』についての考察 を『五感への可能性』として提示したいと思います。
𠮷田 愛 AI YOSHIDA
日本画を主体に様々な表現方法をもちいて作品を制作している。自然界の事象や変化・形を作品に投影し、刻々と変化する姿や儚くも力強く生きる生命の姿を捉えようとしている。
2005年
- 安宅賞受賞(安宅奨学基金)
2007年
- 東京芸術大学美術学部日本画専攻卒業
2009年
- 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了
2019年
- 第37回 上野の森美術館大賞展 賞候補入選
2021年
- 第9回FACE展2021 入選
[展覧会歴]
2022年
-「斜と風」KATSUYA SUSUKI GALLERY/都立大学
-「森の展示室2022」わち山野草の森/京都丹波
-「&Drawing Multigeneration Square2022」藍画廊/銀座
2021年
-「森林浴」Gallery子の星/代官山
2017年
-「まだ見ぬ あの子の背 追うとき」MUSEE F/青山 その他多数