渡辺 敏子 展
“Message from Faraway 2023”
闇であり光である
11月20日(月)〜25日(土)
11時30分〜19時30分
祝日:17時30分|最終日:16時
今回のいりや画廊では、この世の「闇と光」をテーマにしています。黒と白、縦型と横型、硬質のものと柔らかい印象のもの、相対する表情を持つ2つのインスタレーションをひとつの空間に広げます。
一方は、大小の黒い円筒状の作品を組み合わせて、太い柱のように天井から床まで埋める縦型の展示です。もう一方は、白い円柱状の作品を20数点、ひとつひとつ立てた姿で天井から吊るし、横に、奥に広がっていきます。
現在の世界は、あらゆるところで人と人、グループとグループの分断や抗争など、対立する事象で溢れています。これまでも長い人間の歴史にあって、常に光と闇は混在していて、現在ますます闇が色濃く、かすかな光は覆い尽くされてしまいそうです。
“Message from Faraway 2023”—闇であり光である—
果たして闇は暗く救いようのない絶望なのか、一方光は一点の曇りもない希望そのものなのか、そんな問いを胸に沈めて、この世の「闇と光」を会場の空間に映し出すことができるかという試みです。
渡辺 敏子
渡辺 敏子 Toshiko Watanabe
紙に岩絵の具など日本画の素材を使用し、偶然性に頼る方法を用いて、身体の動きを伴いながら戸外での平面作品制作。また2018年より従来のスタイルに加え、楮を使ったオブジェを作り始める。主にインスタレーション展示をしている。
[主な個展]※最近
2023年
- いりや画廊(北上野/東京)
2022年
- ギャラリー檜B・C(京橋/東京)
2021年
- ギャラリー風(銀座/東京)
- ギャラリー檜e・F(京橋/東京)
2020年
- ギャラリー檜B・C(京橋/東京)
2019年
- いりや画廊(北上野/東京)
- ギャラリー檜B・C(京橋/東京)
[招待展]※最近
2022年
-“ART in NATURE Ⅱ”Museum of Nature of Cantabria (カンタブリア/スペイン)
2021年
- IAPMA Paper Art Exhibition“APPROACH” 豊田市民芸館 (豊田/愛知)
2018年
-“Contemporary Art from Japan part3”ギャラリー クレッツェン(セーデルテリエ/スウェーデン)
2016年
-“Sorrow and Hope”Kerstin Svanberg との2人展 Western Community College(ワイオミング/アメリカ)
-“Japan Paper Art”Edsvik Art Hall (ソレンチューナ/スウェーデン)
[審査展入選]※最近
2023年
- IAPMA”Paper Alive!”ドレスデン国立美術館(ドレスデン/ドイツ)
2022年
-“Paper off Skin”Rants Arts(デヴォンポート/オーストラリア)
2021年
-“FEASTS ON PAPER”2021 Shanghai International Paper Art Biennaleフォンシェン美術館(上海)
[アーティスト イン レジデンス]
2013年
- ライヤーズ ハウス(クラン/スロヴェニア)
[会議]
2021年
- 2022第7回・第8回 国際科学技術会議参加
- <Socio-Cultural Trends in the Development of Modern Design and Art>(ヘルソン/ウクライナ)
ホームページ:http://toshiko-watanabe.com