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山岡 俊平 YAMAOKA SHUNPEI

Structure of space - ま・の・か・ろ・み -

9月11日(月)〜9月23日(土)

​11時30分〜19時30分[日曜休廊]

曜・祝日:17時30分|最終日:16時

山岡俊平2023.jpg

これまで出会った強く心を打たれたもの、「銀閣寺銀沙灘」「向月台」の単純化・抽象化された空間、長谷川等伯の「松林図屏風」の大胆な筆致で閑静な奥行き感の表現、などなど、それらから影響を受け感化される中で、私の制作活動の基本的な考え方や目指す表現は揺るぎない確かな物理的存在感、重量感を持つ作品ではなく、「軽さを感じさせる空間」「軽やかな構造」「静謐な空間」「静かにかつ強く感覚に訴える空間」「張り詰めた構造」「音を感じさせない空間」「時が止まったような空間」を追い求めて制作してきた。それを生み出す行為は、理屈を離れた空間での無作為の遊びであり、自我を越えるものでありたいと願っている。

 

今回の発表ではこれまでの制作活動の考え方をさらに純化させ、テーマを「structure of space」として、「奥行きのある」「靄の中のような空間を組み立てる」そのチャレンジである。これはこれまで取り組んできた「ま・の・か・ろ・み」シリーズの一環としての制作である。

山岡 俊平

山岡 俊平 Shunpei Yamaoka

1953年 広島県生まれ

 

 

1979年

- 東京芸術大学大学美術学部工芸科卒業

 

1981年

- 東京芸術大学大学院美術研究科工芸専攻鋳金講座修了

 

 

 

[個展]

 

1982年

- みゆき画廊

 

198319841985年

- ルナミ画廊

 

1986年 ギャラリープラスワン

 

1987198819941999年

- ギャラリー山口

 

 

 

[その他の主な作品発表]

1980年

- 第35回 第36回 行動美術展彫刻部門出品

 

1984年

- 第7回日本金属造型作家展出品

 

1985年

- 第17回現代日本美術展出品

 

1987年

- はこで考えるーあそびの木箱‘87 北海道立旭川美術館

 

199820002003200420062009年

- ”邂逅展”出品 下関市立美術館

 

1999年

- 日本鋳金家協会作品発表 高岡市立美術館 埼玉県近代立美術館

2001年

- 環境芸術学会作品発表 コトブキDI センター

 

 

[作品設置]

1994年

- 公共空間における壁面レリーフ制作 東亜大学法学棟3階

 

1996年

- 公共空間における立体作品制作 下関市営細江駐車場

 

2002年

- モニュメント設置デザイン しものせき水族館「海響館」

2021年

- 作品設置 株式会社スプラン ロビー、エレベーターホール

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