大家 泰仁 展
- 身体性とコンポーズ -
3月18日(月)〜23日(土)
11時30分〜19時30分
20日(水・祝):17時30分|最終日:16時
タイトル「medium」について
メディウムとは「中間、媒体、伝達方法」という意味があります。・・・例えばその「中間」を私が生まれてから死ぬまでの間とすると、私の人生の時間と空間はすべてmediumになります。そこで最近私が経験した出来事は、早朝の赤い空を眺める、無数の枯葉を踏みしめる、佇む人と群集、繰り返される言葉を聞く、起立して待機する、チョウザメを見上げる等々です。また近頃の私は多くの出来事の幾つかを忘れてしまう事があります。毎日の風景は気が付かないうちに網膜を通過しますが、このような無意識の時間もmediumの一部です。
制作では具体的なことは考えず、頭の中にある作画方法と身体の欲求(身体性)の二つの異なる要素をコンポーズできないか?そのような事を考えて描きます。鉛筆による抽象的な作業は、それ自体が私自身のmediumであり、テーマとしてmediumを表現する事でもあります。
2024.1 大家泰仁
大家 泰仁 OOYA YASUHITO
1965.7 大阪府出身
[学歴]
1993.3 武蔵野美術大学油絵学科卒業
[職歴]
武蔵野美術大学通信教育課程 講師
渋谷ファッション&アート専門学校 講師
[個展]
1998.6 かねこアートギャラリーにて個展(京橋)
1999.2 小野画廊ギャラリーB1にて個展(京橋)
2010.3 なびす画廊にて個展(銀座)
2011.4 なびす画廊にて個展(銀座)
2012.4 なびす画廊にて個展(銀座)
2012.10 調布画廊にて個展(調布市)
2014.11 なびす画廊にて個展(銀座)
2015.10 なびす画廊にて個展(銀座)
2018,9 画廊楽にて個展(横浜)
2020.3 藍画廊にて個展(銀座)
2021.10 表参道画廊にて個展(渋谷区神宮前)
2022.6 ギャラリーあずまにて個展(銀座)
2023.6 ギャラリー檜にて個展(京橋)
2024.3 いりや画廊にて個展予定(上野)
[グループ展]
1998.1999
- 多摩うるおい美術展に出品(パルテノン多摩)
1999.6
- 昭和シェル現代美術展に出品(目黒区美術館)
2013.8
- 武蔵野美術大学通信教育課程 絵画コース教員作品展(小平市鷹の台校 G-FAL)
2015.9~12
- 宮本三郎記念デッサン大賞展に出品
(小松市立宮本三郎美術館/石川県)
(世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館/世田谷区)
2016.2
- 「二月のおくりもの」大家泰仁、小野寺潮 二人展(なびす画廊/銀座)
2016.6
- 「ドローイングとは何か」第6回全国公募入賞・入選作品展(ギャラリー志門/銀座)
2019.4~5
- アートハウスおやべ現代造形展(アートハウスおやべ/富山県)
2021.1
- WALK THE LINE 6 線に生きる作家たち(ギャラリー志門/銀座)
2022.1
- WALK THE LINE 7 線に生きる作家たち(ギャラリー志門/銀座)
その他