​

　金属彫刻家 KIM KYOUNG MIN氏は2017年 第27回UBEビエンナーレ最高賞である宇部市賞を受賞いたしました。

​

自身が目にした風景や感情を言葉（文字）に表現し、この言葉を水の中に落とすことで、無限の動きや水音が生み出されると KYOUNG MIN氏は語ります。空間や時間と密接な関係を持つ水の動きと音。それは彫刻と空間の関係にも当てはまります。それゆえに、水の醸し出す不思議な表情や形に心を動かされ、そして氏を制作へと導きます。

長年彫刻のボリュームに興味を持ち、ステンレスにおける表現の可能性を発展させることに力を注いています。氏特有の溶けて流れるような表現は、始まりや終わりのない水独特の存在感を高め、様々な音と動きを視覚化することで、見る側と彫刻との対話を試みています。

​

​

 

 

KIM KYOUNG MIN

​

1971      韓国。釜山生まれ

2008      多摩美術大学美術博士取得 / （東京）

2005      多摩美術大学 博士前期課程修了 / （東京）

1997      東亜大学院卒業 / 韓国（釜山）

1994      東亜大学芸術大学彫刻学科卒業 /韓国（釜山）

 

個展

2014      個展 せいほうギャラリー / （東京）

2008      個展 wow art space gallery / 中国（北京）

2005      個展 せいほうギャラリー / （東京）

2000      個展 ギャラリーmessa / 韓国（釜山）

1998      個展 ギャラリーspace world / 韓国（釜山）

​

受賞

2017      第27回　UBEビエンナーレ 大賞/ （山口）

2016      第１3回　大分アジア彫刻展　入選　/ （大分）

2016　  第5回　芸術センター彫刻コンクール　奨励賞/ (兵庫)

2015      第1回国立アートビエンナーレ　市民賞/ （東京）

2015      第14回　KAJIMA彫刻コンクール　模型入選　/ (東京)

2014      第41回　長野市野外彫刻賞 受賞 / （長野）

2014      第13回　KAJIMA彫刻コンクール　模型入選　/ (東京)

2014      第１2回　大分アジア彫刻展　入選　/ （大分）

2013      第4回　芸術センター彫刻コンクール　審査員賞/ (兵庫)

2012      第5回　小江戸川越トリエンナーレ　大賞　/ (埼玉)

2012      第１２回 KAJIMA彫刻コンクール　銅賞 / (東京)

2010      第１０回　大分アジア彫刻展　入選　/ （大分）

2007      第92回　二科展 二科賞 / （東京）

2006      名務原市の彫刻の街つくり最優秀賞 / （岐阜）

​

​

 

​

​

​

​