いりや KOUBO は若手の彫刻家を育成し激励することを主な目的とし、「空間における彫刻」をコンセプトにいりや画廊が2年おきに開催する40歳未満を対象とした画廊企画による彫刻公募展です。開廊10周年を迎える今年は第4回展となります。テーマは「共に育む」とし、全国より多くの若手による作品の応募を賜りました。4名の彫刻家と4名の建築家の方々を審査委員にお迎えし厳選な審査を行なって頂きました。大賞は大井真希「Flow Shape」、準大賞 千葉洸里「redrawing line」森本諒子「proof」、また日本の金属彫刻の発展に力を注いだ彫刻家、原武典氏を称えた準大賞・原武典賞 には川野昌通「痕跡」が選ばれました。素材も年代も違う4 名による作家の受賞作品を展示させて頂きます。日本政治の拠点、また国際的なビジネスシーンが展開される永田町・東京ガーデンテラス紀尾井町で若手作家の作品を展示させてい ただくことは、彼らの今後の作家人生において大変貴重な経験となります。そして様々な国やビジネスの方々に作品をご鑑賞いただ くことで新たな発見に繋がって欲しいとの思いです。最後になりましたが、このような素晴らしい機会を与えて頂きました株式会社 西武リアルティソルーションズ様には心より感謝を申し上げます。