渡辺 治美 個展 - ROOT -
2021年5月11日(火)から6月28日(月)
会場
東京ガーデンテラス紀尾井町
紀尾井タワー2F オフィスエントランス
(〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1-3)
*東京メトロ永田町9a出口直結
*赤坂見附駅徒歩1分
http://www.tgt-kioicho.jp/event/
入場無料
主催:株式会社西武プロパティーズ
総合企画:いりや画廊
「太陽」は地球の大地に植物と動物を誕生させました。植物は太陽の光に向かって大地に根を張り、動物はその植物を栄養摂取し成長し子孫を残す。それは生を営む我々動物と植物が各々の役割のもとに地球という大地で繰り広げる共同的共存生活です。
近年、石彫家 渡辺治美は植物の根であり、また動物の生の源の意味でもある“root”と題する作品を制作しています。根は大地から養分を吸い上げ、太陽に向けて茎を伸ばし成長します。やがて花が実をつけ、人は命を繋ぐためにそれを食します。太陽の恩恵を受け、人類のエネルギーの源であり、たくましい根の脅威なる生命力によって私たちの命が次世代へと引き継がれているのだと言う植物への賛美と敬意の思いを込め、渡辺は太陽に向けて茎を伸ばし成長する野菜を制作しました。時間という別の形で生を内包する素材「石」で表現される渡辺の作品は、着彩や金属と組み合わせることによりより一層の美しさを増した存在感のある独特の表現です。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
いりや画廊学芸員 園浦眞佐子
渡辺 治美 Harumi Watanabe
1969年女子美術短期大学造形科彫塑教室卒業
1970年
- 同学専攻科造形専攻彫塑修了 在学中より桑原巨守教授に師事
- グループ「ホゾ展」(以後10回)
1971年
- 国展(東京都美術館 第81回展より国立新美術館)(以後毎年)
1980年
- 「陽光」東京都国民年金こまばエミナース設置
1985年
- 第9回彫刻日動展(銀座日動画廊)('85~'89)
- 彫刻二人展(日本橋三越)
1988年
- 第4回昭和記念公園野外彫刻展(立川昭和記念公園)
- 同公園に「ユウウツの為のアダージョ」設置
1989年
- 国展彫刻部会友優作賞受賞
1993年
- レリーフ「樹々のある風景」浜松市立高等学校設置
1994年
- 現代具象彫刻弥生会展(函館丸井今井)
1997年
- 現代女流作家彫刻展(銀座三越)
1999年
- 個展(ギャラリー青羅)
- 桑原巨守の世界-第3回教育と成果-展(渋川市中央公民館)
2000年
- 国画会彫刻部企画(京都青蓮院展)('03)
- 100周年記念女子美教員作品展(東京セントラル美術館)
2001年
- 所沢航空公園さくら祭野外彫刻展
- 個展(日本橋三越)
2002年
- 国展彫刻部会員推挙
- 大理石胸像「さくら」女子美アートミュージアムに収蔵
- 個展(ギャラリーオカベ)(銀座)('05・'07・'09 ・’12)
2006年
- 国画会80周年記念ゆかりの作家たち展(銀座日動画廊)
- 国画会80周年記念彫刻in茨城展(つくば美術館)
2010年
- 個展(銀座gallery女子美)
- 女子美術大学創立110周年記念展-美の指導者たち-(上野の森美術館)
2011年
- 雨引の里と彫刻2011 (‘13・’15)
- ホゾ展-女子美術大学彫塑教育創成期のメンバーのよる-(日本橋三越)
2012年
- 桑原巨守と教え子たち展-韮崎大村美術館サテライトスペース企画-
2013年
- 個展(メタルアートミュージアム光の谷)
2014年
- 退職教員記念展(女子美アートミュージアム)
- With H,W,D女子美の石展
2016年
- 個展 いりや画廊(東京)
東京カーデンテラス紀尾井町
Tokyo Garden Terrace Kioicyo
〒102-0094
東京都千代田区紀尾井町1−2 他
TEL: 03-3288-5500
[東京メトロ「永田町駅」 9a出口直結]
・半蔵門線ご利用の方:
渋谷方面で降車:紀尾井町口(改札)から7番出口へ
押上方面で降車:平河町口(改札)から5番出口方面 ⇒ 都道府県会館地下通路(※) ⇒ 9a出口方面へ
・有楽町線をご利用の方:
和光市方面で降車:平河町口(改札)から5番出口方面 ⇒ 都道府県会館地下通路(※) ⇒ 9a出口方面へ
・南北線をご利用の方:
赤羽岩淵方面で降車:諏訪坂口(改札)から9a出口方面へ
※都道府県会館地下通路の通行可能時間は、6:00~23:00 となります。
[東京メトロ「赤坂見附駅」 徒歩1分]
・銀座線・丸の内線をご利用の方:
赤坂口(改札)からB・C・D出口方面 ⇒ 赤坂地下歩道 ⇒ D出口方面へ